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  • 自治体による世界連邦宣言

    ご承知のとおり、世界連邦の設立に賛成する日本の地方自治体には、世界連邦宣言を行ったところが数多くあります。私は、東京都世田谷区に住んでおりますので、
    世田谷区と東京都も同宣言をしてもらいたいと思いました。昨日7月12日に、両自治体のHPを見ましたら、ご意見拝聴のための窓口がありましたので、両自治体に、世界連邦宣言をしてほしいと要望をだしました。返事をもらえるかどうかは分かりませんが、世田谷区は、ご担当の部局からご連絡があるようです。地元自治体がそのように動いてくれれば、多くの方に、世界連邦への関心を持っていただけるのではないかと期待します。京都府綾部市さんが、日本の世界連邦宣言都市協議会のまとめ役を長らくおやりになっていましたが、先月からそのお役を、同じく京都府亀岡市さんが継ぎました。

  • World Parliamentの翻訳本の出版

     ”A World Parliament”の日本語版が、明石書店から3月末に出版された。世界連邦運動の教科書といっていい。日本に類書はない。副題は「21世紀の統治と民主主義」。本書は、地球と人類社会が 21 世紀に存続し得るか、という問題意識を背景に書かれた英語版の日本語訳である。原本の著者は、ドイツ人のヨー・ライネンとアンドレアス・ブメルの二人。ライネン氏 は欧州議会議員として、ブメル氏は NGO の「国境なき民主主義(Democracy Without Border) 」の理事長とし て、世界議会の実現に向けて実践的な活動を行なってきている。本書を読むと、著者 の熱い想いが感じられる。気候変動、核戦争の脅威、パンデミック等のグローバルな課題が次第に実体的な脅威として迫りつつある現状を浮き彫りにする一方、国連など現在の国際機関では、これらの課題を克服できないと断じている。ではどうするか? 現在の国際体制を飛躍的に変革する必要があるのは明らかであるが、その変革の目指す方向は、世界議会の設立 と世界連邦共和国の実現にあると論じている。

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