世界議会を作ろう!

  • このサイトの管理者は、いつこの世を去れと言われるかもしれない80歳を超えた老人、横江信義と申します。この老人の今見ている夢は、「まだ生きているうちに、世界に永遠の平和が実現し、我々世界市民全てが、様々な自然災害に見舞われ、飢餓に瀕し、熱波や乾燥の中で住む家もままならないような環境の中で生きなければならない、大勢の世界市民が命を落としつつある、更にはいつ核戦争が起こるかもわからない状態の現在の世界社会の状況を脱し、皆が後代の人々を含め、より穏やかで快い生活を過ごすことが可能となる世界が出来上がること」です。
  • 19世紀の大哲学者イマヌエル・カントは、同世紀の末に彼の政治哲学の小著の中で、全ての国々がメンバーとなる世界連邦を成立させることが、永遠の平和を達成する道であろうと書きました。
  • 累次の世界大戦が終わるたびに世界の平和主義者は、カントの言葉を意識していたかどうかは分かりませんが、この提案に賛意を示し、その実現に向けて運動を展開してきております。わが日本においても、先の大戦の敗戦の直後から、この運動を行う団体が出来上がり、これらの団体がもちろん今も活動を続けております。
  • 私は、多くの方々が私のサイトを訪問して下さって、世界連邦主義の賛同者になっていただきたいと切望しております。
  • 世界連邦は、各国の合意がなければ、実現を見ることはありません。私は平和憲法を国是とする日本国が世界の世論をこの方向に向かって外交政策を強力に進め、各国に働きかけることを願っております。
  • 日本国会が日本国の最高決定機関であるように、また都議会が東京都の最高決定機関であるように、世界議会が世界連邦国家の最高決定機関となります。世界社会が直面する諸難題を解決する政策を立案・決定することでしょう。世界議会は世界連邦国家の中心に位置する立法府となるでしょう。この機関の最初の仕事は、世界連邦国家の大きな枠を決める世界憲法を作ることなるのではないでしょうか。世界連邦国家の組織や世界議会の議員の選挙に関する法律も制定しなければなりません。
  • 世界議会は、望むらくは複数の院を必要とするでしょう。第一院を構成する議員は、各国議会から来ることになるでしょう。仮に人口100万人に一人を選ぶとすれば、定数は約800人となるでしょう。各国を代表する議員で構成される第二院も必要となるでしょう。各国1名とすれば、今世界に約200の国がありますので、その院の定数は約200人となるでしょう。多分地球社会が直面している各課題を専門に研究している組織の代表から成る第三院も必要となるでしょう。立法は、これら三つの共同の決定を必要とするのでしょうか?
  • 世界連邦国家には、上記の立法府の他に、世界裁判所を中心とする司法府も置かれなければなりません。また、立法府で決定した政策を実施する行政府も整備しなければなりまません。これがいわゆる世界政府です。
  • 先の大戦が終わり国連が発足してこの方80年、世界各地・各所で、世界議会の構成や憲法の研究が行われてきております。
  • 世界連邦に関する基礎データや、世界議会の世界連邦内での位置づけ、世界連邦の創設という目標達成への道程などの各方面による研究の成果を訪問者の皆さんと共有したいと存じます。そして日々新しい情報を提供したいと存じます。是非、折に触れこのサイトを訪問して下さるようお待ちしております。