我々の翻訳本「世界議会」には、52頁に、次のように書かれている。なお、詩の翻訳は、僕の翻訳仲間 原田雄一郎による。
英国の詩人アルフレッド・テニソンは1842年に次の詩を書いた。幼少期から馴染み深い場所を訪れ、複雑な感情に動かされた一人の兵士についての詩である。未来の理想郷の夢を見ているうちに、彼は、「世界の未来像と全ての不思議な有様を」を見る。民族および国家の間で、世界法と世界連邦が平和をもたらすまで戦争が広がっている。
戦いの太鼓が、最早鳴り響かなくなり、戦いの旗が、
人類議会、世界連邦の下に巻き納められる時がいずれ
来る。そこでは、多くの人々の良識が苛立ちに満ちる
世界を畏敬の念で抑え、かくて地球は、世界法に優し
く守られてまどろむことだろう。
英国の歴史家で政治学者のポール・ケネディは、米国のトルーマン大統領(1884~1972)が、この詩の一部を、しばしば、引用し、かつ朗読したと書いている。
僕も素晴らしい詩だと思う。皆様も味わってほしい。
